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新道の鵜川神社、大ケヤキが修復工事に

 市内新道、鵜川神社(箕輪正邦宮司)で、境内にある国指定の天然記念物「大ケヤキ」の修復工事を進めている。

 大ケヤキは昭和5年、国の天然記念物に指定され、樹齢は推定で一千年といわれる。長年の風雪の被害に勝てず、近年は幹の中ほどが空洞化し、さらに一昨年秋には台風被害を受けた。このため、昨年の工事では冬場の雪対策などとして主幹の上部に屋根 をかけた。

 今回は樹幹近くの石柱冊、敷石などを取り除いた後、恒久的な土壌改良を実施した。工事は八方向の放射状の溝を掘り、有機質資材、粉炭などを現在の土壌と撹拌(かくはん)処理し、溝に埋め戻した。さらに土壌改良部に酸素管を埋め込んで、根系の活性化を図った。

 この後、応急的な土壌改良として栄養剤の注入、境内の踏圧防止を図るため、木道の整備などを行う。工事に立ち会った県農林公社職員で樹木医会事務局の佐藤賢一さんは「樹木が弱った原因の1つに、人の踏圧で土が固められたことも考えられる」としており、降雪前にはすべての作業を終わらせたいとした。

(2000/11/14)

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