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市長選投票率の地域差 住宅地振るわず

 市選挙管理委員会の集計によると、19日に投開票が行われた柏崎市長選の地区別投票率は、有権者数の少ない投票区で100%を達成した所があった半面、住宅地では50%を辛うじて超えたという地区もあり、前回同様、かなりばらつきがあることが分かった。

 今回の市長選の投票率は全体で62.60%で、史上最低だった平成8年の前回選挙を3.59ポイント上回った。市内41の投票区(所)別に見ると、当日有権者23人の清水谷集会所は投票率100%。以下、岩下尊弘さん宅が90.48%、折居公会堂が87.50%など有権者の少ない周辺地区は投票率が高かった。市街地は50―60%台がほとんどだが、西川市長の地元である大洲小は70.58%で、市街地では突出して高かった。

 逆に投票率が最も低かったのは松波コミュニティセンターの51.27%。松波は前回が47.93%でやはり最低投票率だった。続いて低い地域は、日吉小の55.82%、半田コミュニティセンターの56.50%、北園町公営住宅集会所の56.64%、比角コミュニティセンターの56.79%など。松波をはじめこれらの地区はいずれも、市街や近郊にある“大票田”の住宅地で、若い世代が多いことなども投票率が振るわない原因と見られる。

 今回は投票時間の二時間延長やプルサーマル問題などが投票率をやや押し上げたと見られ、各地域とも前回を少しずつ上回ったものの、周辺部・住宅地など地域のばらつき傾向に変化はなかった。選管では選挙のたびにさまざまな啓発活動によって投票を呼び掛けているが、根本的な改善は難しいのが現状だ。

(2000/11/25)

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