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“柏崎っ子”すくすく成長 昨年度健診結果

 市教育委員会と、市内各学校の健康診断などを担当している学校保健会柏崎支部が、平成12年度の児童生徒の体格や健康状態の結果などを集計表にまとめた。これによると、柏崎っ子≠スちは、体格の面では身長が国・県平均を上回ったのをはじめ、すくすく成長している状況を示した。ただ肥満、アレルギー性疾患などは増えた。

 市内小・中・高校生の学年別の身長、体重、座高は別表の通り。このうち、最高学年の数値を10年前と比べると、身長で中学女子が0.2センチ下回ったものの、小学男子が0.8センチ、同女子が1.1センチ、中学男子が1センチ、高校男女が共に0.1センチずつ伸びた。

 体重は小学男子が0.8キロ、同女子が1.6キロ、中学男子が0.5キロ、高校男子が0.7キロ、同女子が0.6キロの増。中学女子は0.2キロ減った。座高は小学男子が2.0センチ、同女子が0.7センチ、中学男子が0.3センチ、同女子が0.1センチ伸び、逆に高校男女は0.5センチ、0.2センチのマイナスだった。

 一方、健康状態では肥満度20―40%以上を合わせると、小学校が9.17%、中学校が9.10%。算出根拠が前年度と変わったため、比較はできないとするものの、小学3年から4年生、小学6年から中学1年生で肥満の割合が急増した。裸眼視力は1.0未満が小学校で22.8%、中学校が54.0%。アレルギー性眼疾、皮膚炎などは小・中学校とも増加している。

 集計表では「身長は、県平均が全国平均を上回っており、柏崎は県よりもさらに上回る結果だった。特にその傾向は小学校が強く、体重・座高は県平均並み」とし、「肥満傾向者の割合は、小学校では男子、中学校では女子が高い。また、中学校の裸眼視力1.0未満者が県や全国平均より多かった」と指摘した。

 このほか、1人平均の虫歯の数は小学校が0.75本、中学校が2.77本。高校が4.74本で、いずれも前年に比べて下回り、改善傾向を見せた。

(2001/ 4/ 3)

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