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市民の手でサケの稚魚旅立ち

 春らしい陽気に恵まれた7日、市内青海川の「柏崎さけのふるさと公園」でサケの稚魚の放流式が行われ、大勢の市民が約80万匹の旅立ちを見送った。同公園にはこのほど、サケの学習・展示施設も完成し、参加した人たちは施設内部や展示品を見学していた。

 昨年の谷根川には4,139匹のサケがそ上し、市サケマス増殖事業協会では約180万匹の稚魚を育ててきた。7日は放流式恒例の米山小マーチングバンドの演奏に続いて、事業協会の深井汀会長が「昨年秋には人工河川が完成し、多くの人からサケの姿を見てもらうとともに、作業の効率アップにつながった。新しい展示施設も出来たので、子供たちからしっかり勉強してもらうなど、教育の場に生かしていきたい」とあいさつ。西川市長も「公園に多くの人から親しんでもらいたい。サケが4年後に、大きくなって帰ってくることを願って放流しよう」と呼び掛けた。

 放流は、右岸に新しく整備した階段式の護岸で行われ、市長、議長ら来賓の記念放流の後、大勢の家族連れなどが増水した川に稚魚を放った。参加者は完成したばかりの展示施設を見学し、谷根川の上・中・下流を模した大きな水槽に泳ぐヤマメやイワナを見たり、柏崎の増殖事業の歩みに理解を深めた。

(2001/ 4/ 9)

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