PHOTOニュース

競りを買い手に交じって見学する地産地消イベントの参加者=25日、柏崎魚市場 (2023/03/28)

待望の完成を祝った校舎竣工記念式典。生徒代表が喜びの気持ちを込め、力強く述べた=27日午前、東中 (2023/03/27)

追悼の「音市場」2回連続開催に向け、準備を進める世話人=市内北半田1 (2023/03/25)
>>過去記事一覧
柏崎原発3号機定検開始 MOX判断先送りで
東京電力は17日、柏崎刈羽原発3号機(沸騰水型、出力110万キロワット)の運転を止めて、第6回定期検査を開始した。3号機では今年、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル実施を目指しているが、今定検での交換燃料の種類は未定。MOX燃料装荷については、13日に国などに提出した定検計画書の記載通り、地元の理解を得ることに引き続き努力し、6月中旬ごろの燃料交換時期までに判断する方針だ。
17日は午前0時に発電を止め、4時前には原子炉も停止した。定検による停止期間は7月13日までの88日間。原子炉本体や蒸気タービンなどを点検するほか、核燃料集合体764体のうち約160体を取り換える。MOX燃料は28体だが、これを装荷できない場合、160体すべて9×9型のウラン燃料となる。
プルサーマルは、計画が先行してきた同社福島第一原発3号機での実施が福島県知事の方針で凍結となり、これを受けて柏崎原発についても、平山知事や西川市長が国内初の実施に難色を示している。このため東電は、現段階では行政の理解を得られていないとして、MOX燃料装荷の判断を先送りした。
(2001/ 4/17)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。