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MOX燃料合格に異議申し立て

 東京電力柏崎刈羽原発3号機(沸騰水型、出力110万キロワット)のプルサーマルで使うウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料に経済産業省が合格証を交付したことに対し、地元反原発団体の市議ら9人が23日、行政不服審査法に基づく異議申立書を平沼赳夫経済産業相に提出した。

 柏崎用MOX燃料は、東電が昨年10月に当時の通産省に輸入燃料体検査を申請。試験結果記録や品質保証活動の確認と現地での外観検査などを経て、今月13日に合格証が交付された。

 異議申し立てをしたのは、矢部忠夫、飯塚晴紀、高橋新一、北岡逸人の4市議と近藤容人刈羽村議、環境保護団体・グリーンピース・ジャパンの鈴木かずえさんら。申立書では、経済産業省(旧通産省)が関西電力高浜原発用MOX燃料の品質データ不正事件を反省することなく、柏崎用燃料について市民などからのデータ公開要求に対し「商業上の地位を害するおそれがある」との理由でベルギーの燃料加工会社・ベルゴニュークリア社に開示を求めず、同省自らもデータを見なかったと指摘。こうした一連の流れの中で出た検査結果は受け入れることができないとしている。

 同様の異議申し立ては昨年、東電福島第一原発3号機のMOX燃料に対しても行われているが、今のところ、国側に動きはない。

(2001/ 4/24)

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