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刈羽の住民投票 プルサーマル賛否活動本格化

 27日に刈羽村で行われる東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル受け入れの是非を問う住民投票で、チラシ、集会、街宣など、計画に対する賛否双方の活動が本格化してきた。品田村長は住民投票について自らの考えなどを説明する懇談会を7日から村内5カ所で開く。

 反原発・反プルサーマルの村議、有志らは6日までに連休中の戸別訪問で村内を一巡し、「投票でプルサーマル反対に丸印を」などと訴えるチラシを配った。5、6日は街宣も行った。今週末から柏崎の「プルサーマルを考える医師歯科医師の会」のメンバーらを講師に迎え、地区集会を開く。

 また、プルサーマルに反対する共産党系の「原発問題を考える刈羽西山住民の会」は6日、街宣車2台でプルサーマルの危険性などを訴え、全村にチラシとアンケートはがきを配った。アンケートは一世帯2枚で約3,000枚。寄せられる村民の意見・疑問は今後の学習会の報告などと合わせ、チラシで紹介、回答する。

 一方、プルサーマル賛成の立場から、住民投票条例を求める署名活動に反対してきた「刈羽村を明るくする会」は6日、村内で役員、集落幹事ら約40人が集まり、組織態勢、活動計画などを決めた。役員らは「反対派は村外、県外からの支援も得ている。我々は村民でやる。投票日は賛成多数で締めくくってほしい」「これは村政をめぐる政争だ。政争の具として、おかしな結果を出しては全国から村の良識が問われる」と支援を呼び掛けた。

 会では4月下旬、同村下高町に事務所を開設。幹事らを中心に8日ごろから個人会員の入会を募り、地区集会、チラシ・ステッカーの作成、品田村長の若手支持者らによる戸別訪問などを計画している。

(2001/ 5/ 7)

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