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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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市が文化財マップ作る

 市文化振興課はこのほど、市内にある国・県・市指定の文化財をすべて網羅したマップを作った。「踏みしめるこの地に思いを馳(は)せて―文化を巡る・柏崎を巡るをキャッチフレーズに、6つのエリアに分けて写真とわかりやすい説明文でまとめられており、文化財への理解と関心を高めていきそうだ。

 市内には有形、無形、民俗、記念物の分野に、国が6件、県が11件、市が85件の計102件の指定文化財がある。国指定の綾子舞、大泉寺観音堂・附肘木(ひじき)、鵜川神社の大ケヤキなどをはじめ、史跡や工芸品、彫刻、建造物など幅広く保存・保護されている。

 出来あがったマップはB2判の3つ折サイズ。市街地、鯨波・米山、高田・野田・女谷、鯖石、北条、高浜・曽地と市内を6つの方面にわけ、エリア内の文化財を詳しく紹介している。もう片面には柏崎の地図があり、エリアごとの色を変えているため、それぞれの位置がひと目でわかる。

 マップの作製に当たっては1982年に製作した文化財の冊子をベースにした。市内ではこれまでに地区別の文化財マップはあったが、このように全域をまとめたのは初めて。「両方の面を見比べて目的地を探したり、エリアの内容を見て地図上でアクセスを調べるのも手軽に出来る」と同課。

 近く文化財所有者、各町内会長、公共施設などにマップを配布し、大いに利用してもらいたいとしている。

(2001/ 5/ 9)

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