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新道柿栽培組合が柿の木のオーナー募集

 「あなたもおいしい柿を育ててみませんか」と、市内の新道柿栽培組合(金子達雄組合長)では、柿団地で木を育てて収穫するオーナーを募集している。

 新道の柿団地には現在、約3,000本の柿の木がある。組合は、戦後の設立当初から「木は宝物」と位置付けて、組合員がいろいろな事情で栽培できなくなった時も木は切らず、組合で管理し、たくさんの実を実らせてきた。しかし、近年は組合員全体の高齢化もあって、作業の集中する秋の収穫に手の回らない状況も出てきた。

 以前から組合には、「定年退職を機に柿の木を育ててみたい」という声も寄せられていたため、組合管理の木の一部を市民に貸し出し、楽しみながら栽培や収穫をしてもらうことにした。

 貸出期間は1年間で、継続も可能。原則としてオーナーはせん定から摘果、施肥、草刈り、収穫など一連の作業を行うが、収穫以外は実費で組合に委託し、作業をしてもらうこともできる。組合で栽培の指導なども行う。木1本の基本料金は、共同で行う消毒費用の実費分に当たる2,000円。委託費はせん定1,000円、施肥800円などの実費となっており、収穫以外の作業をすべて委託すると、基本料金と委託料合わせて6,000円だ。

 1本の柿の木からは平均して200個の収穫が見込まれ、すべてオーナーのものになる。個人だけでなく、数家族の共同や学校などの団体でもかまわない。「新道の柿は日当たりと風通しが良く、糖度の高いのが特徴。多くの人から仲間になってもらいたい」と金子組合長は話す。詳細の問い合わせや申し込みは金子さん(電話24-9594)へ。

(2001/ 5/11)

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