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刈羽村で住民投票賛否両会が討論会合意

 東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル計画をめぐる刈羽村の住民投票で、直接請求の署名活動に反対した「刈羽村を明るくする会」と署名を集めた「私たちの声を村政にとどける会」は13日、両者による討論会を20日に開くことで合意した。「とどける会」は同日、プルサーマル反対の「原発反対刈羽村を守る会」とも討論会を開く。

 「とどける会」はプルサーマル賛否の主張を聞くことは投票の判断材料になるとして、賛成の「明るくする会」と反対の「守る会」に公開討論会を呼び掛けた。署名に対抗してできた「明るくする会」は計画容認の立場から、「投票実施となった以上、技術論議の必要はない。反対派はむしろ国、事業者と論議すべき」として要請を断った。一方、中立の立場をうたう「とどける会」には「反原発の姿勢が見られる」として、両会代表による討論会を逆提案。入場者、討論者は村民に限り、行政を司会進行役に運営は3者で協議するなどの条件を挙げた。

 「とどける会」はこれを受け入れ、13日に両者が協議した結果、20日に双方4、5人が座談会形式で討論会を開くことを決めた。「明るくする会」側は住民投票の議論、「とどける会」メンバーのプルサーマルに対する立場を明らかにするよう求めた。テーマやチラシの発行などについて、15日に再度協議する。

 行政の司会進行について、品田村長は「両会の自主運営による共同フォーラムが望ましい。司会だけなら別の手立てもある。なお検討を要する」と話している。

(2001/ 5/14)

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