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高校総合学科 地元案を6月上旬に県へ

 県教委が、市内の柏農、柏商、常盤被服科を平成14年度から統合し、総合学科に改組する計画案を示したことを受けて、西川市長の呼び掛けで関係者による第3回目の会合が14日、柏崎商工会議所で開かれた。これまで2回の会合を踏まえ、この日は開設の系列案をめぐって、具体的な意見、要望を出し合った。この後、市で整理した上で、6月上旬には県教委に地元の考えを提案したい計画だ。

 会には、東山・西川両県議、相沢教育長をはじめ、3校の校長と同窓会長、高P連会長ら幅広い方面の関係者が出席した。前回の会合で関係者から出された意見、市中学校長会が行ったアンケート調査結果をもとに話し合いを進め、「前回の意見と調査結果の系列案は類似傾向」「新しい学校は地元にとって人材育成。21世紀の産業を戦略的に振り分け、体系的に作業を行うべき」とする意見が出た。

 さらに「どのような学科、科目を希望しているかなど県教委に早急に投げ掛ける必要がある」という発言があったほか、複数の関係者から「中学生、保護者に全容の具体像を早く知らせてほしい」という切実な声が上がった。

 一方、高校側が考えている具体的な系列として、柏農は校内での検討を踏まえ、(1)バイオサイエンス(2)食品科学(3)環境工学(4)流通ビジネス(5)生活文化(6)福祉・教養(7)人文・自然科学――の7つの試案を示し、柏商はこれらに加えて情報などにかかわる系列を要望した。常盤は生徒に魅力のあるネーミングの工夫などの必要性を指摘した。

 市長はこれらを取りまとめる形で、「きょうの提案に加え、これまで出された意見を集約・整理して、8―9系列程度にまとめ、皆さんに配布するので意見交換をしてほしい」とし、その上で「6月初旬から上旬には県教委に地元の考えとして提案していきたい」と述べた。

(2001/ 5/15)

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