PHOTOニュース

柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

>>過去記事一覧
産業戦略プランのシンポ「自立型・連携型へ」

 市と柏崎商工会議所、柏崎信用金庫の主催で「二十一世紀柏崎産業構造戦略プラン」の推進シンポジウムが21日、柏崎エネルギーホールで開かれた。会場超満員の約160人が聴講し、関心の高さを示した。

 シンポジウムではまず、昨年度までに同プランを取りまとめたホクギン経済研究所の松田宣治所長が「プラン推進とその戦略」と題して基調講演。松田所長は「豊かな自然や大学、世界一の原子力発電所、集積された技術力があり、柏崎ほど可能性に満ちたまちはない」としながらも、「これまでのストックが将来も効果的にその力を発揮することができるかは不明」と指摘。様々な指標と統計数字を示しながら新潟県と柏崎市の置かれている現状を説明し、戦略プランについて「これからはピラミッド型産業構造から自立型・連携型産業構造へ変換を図る必要がある」とまとめた。

 続いて新潟産業大学経済学部の鍋田英彦教授をコーディネーター役に、青芳製作所の青柳芳郎社長(燕市)、五泉ファッションタウン推進協議会の大湊忠男室長(五泉市)、横場精良堂の本間龍夫社長(新潟市)と松田所長が「生き残りを賭(か)けた産業戦略とは」と題してパネルディスカッションを展開。各パネリストが厳しい経営環境を乗り越えて来た経験と様々なノウハウを紹介した。鍋田教授は「パネリストに共通しているのは明るさと元気」として、柏崎の戦略プランを元気を出して推進しようと出席者に呼びかけた。

(2001/ 5/22)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。