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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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市内扇町に知的障害者のグループホーム

 障害のある人もない人も地域でともに生活するノーマライゼーション社会を目指し、市内扇町にこのほど、知的障害者のグループホーム・たいようホームが開設された。設置・運営主体は社会福祉法人たいよう福祉会(西川勉理事長)。知的障害者を対象にしたグループホームは市内では初めて。 

 グループホームは、知的障害者が地域の中にある住宅で、自立した共同生活ができるよう支援を図ることが目的。住み込みの世話人が食事の提供や健康管理などを行い、たいよう作業センター(布施時夫センター長)がバックアップ施設として緊急時の対応、いろいろな相談ごとに当たる。

 利用者は現在、20―40代の男性5人。空き社宅を借り、居室は1人1室で5―7畳程度。プライバシーは十分に配慮した。5人は日中、かしわハンズ、作業センター、民間企業に通っており、「食事もおいしいし、友だちと一緒に生活できて楽しい」と好評だ。

 市内では痴ほう性老人、精神障害者のグループホームはあったが、知的障害者を対象にしたのは初めて。西川理事長は「市の協力で開設することができた。在宅福祉の流れの中で、こうした事業を立ち上げられたのは大きな意義がある。今後も知的障害者への支援を推進していきたい」と語り、市では「要望があれば、女性のグループホームも検討していく」と話した。

(2001/ 5/25)

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