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防災無線戸別受信機、12日から設置工事

 市は、防災行政無線戸別受信機の設置工事を12日から開始する。原子力防災対策の拡充として、東京電力柏崎刈羽原発から10キロ圏内を中心に約2万6,700台。来年2月末までに完了させたいとしている。

 計画では、高浜地区を皮切りに、ほぼ南下する形で設置を進める。業者が各戸を訪問して受信機(縦・横約20センチ、奥行き約6センチ)を設置し、簡単に使い方を説明するほか、市からの貸し付けとなるため借用書に記名・押印をしてもらい、設置状況を写真撮影する。地域と工事時期については、チラシを作って対象地域に順次配布していく。事前の連絡はしないため、不在の場合は改めて訪問することになるという。設置費用は市で負担するが、電気料や乾電池代は各世帯に負担してもらう。

 防災無線は、既設の屋外スピーカーだけでは場所や天候によって聞き取りにくい状況があることから、国の放射線監視設備整備等臨時特別交付金約10億円で戸別受信機を設置することになった。おおむね10キロ圏内の169町内の住民登録のしてある一般世帯のほか、市内全域の事業所、公共施設と、市議、市・広域職員、消防団員、町内会長の世帯が対象。10キロ圏境界にまたがる13町内は、その町内すべてに設置する。聴覚障害者にはフラッシュライト付きのファクス併設型、電波状態の悪い地域には屋外アンテナを取り付ける。

 市では今回の設置後も、財源などを検討しながら、最終的には市内全域をカバーしたい考えだ。

 設置についての問い合わせは、市防災課(市役所代表電話23-5111・直通21-2316)へ。

(2001/ 6/ 8)

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