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学校などの安全確保へ関係者検討会

 大阪教育大付属池田小で今月8日に起きた児童殺傷事件を受け、市教育委員会は26日、市民プラザで幼児児童生徒の安全確保、幼稚園・保育園・学校の安全管理に関する検討会を開いた。各方面の関係者がそれぞれの立場から熱心に話し合いを進めた。

 市教委では類似事件の発生防止を目指した緊急対応として、先に小・中学校に児童生徒の安全確保、学校の安全管理について通知した。検討会はさらに、今後の対策や取り組みなどを協議してもらうことが狙い。相沢教育長は開会のあいさつで「学校・地域・保護者の役割を一層明確にする必要がある。開かれた学校・園という中で安全をどう考えるか議論を深めてほしい」と呼び掛けた。

 続いて、市教委側が安全管理と学校施設面の現状を、学校・園側が現場の取り組みなどを説明した。この中で学校側は校舎内の巡視の強化、不要な場所の施錠、下校時に1人で帰らないなど子供たちへの対応を行ったことなどを報告。園側は学校に比べ、子供たちに目が届くものの、来訪者が多く、意識を改めなければならないとした。

 一方、柏崎署は学校などの入り口を一本化することや、不審者情報を学校に速報できるシステム構築などを提案したほか、交番や駐在所が学校周辺のパトロール、通学路などの安全点検を実施していると説明した。

 席上、学校側が「教務室と教室を結ぶ非常ブザーを」「巡回指導が1番効果的だ。警察官の巡回、警備会社による昼間の巡視を」と要望した。保護者側から学校のパトロールに協力したいとの意見もあり、教育長は「保護者や地域の人が校内に大勢いることが、こうした事件に対し、防止力になるのではないか」とも述べた。

(2001/ 6/26)

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