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綾子舞現地公開に市内外から1500人

 国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」の現地公開(市綾子舞保存振興会、市教委主催)が敬老の日の15日、市内鵜川の黒姫神社で行われた。伝承学習で取り組んだ小・中学生たちも舞台で熱演を繰り広げ、1,500人が優雅な古典芸能を堪能した。また、およそ半世紀ぶりに狂言「龍沙川」が復活し、大きな拍手を浴びた。

 綾子舞は出雲の阿国(おくに)の初期歌舞伎の面影を色濃く残す古典芸能。500年以上にわたって鵜川地区で保存・伝承されている。この日は小学二年生から一般まで踊り、はやし方などを含めて約40人が出演。舞台清めの払い舞で幕を開けた後、「常陸踊」「小原木踊」「龍沙川」「猩々舞」など踊りや舞、狂言合わせて8番を披露した。

 舞台ではあでやかな衣装をまとい、優雅な踊りが独特の所作で演じられた。「龍沙川」には今話題の陰陽師(おんみょうじ)・安倍清明が登場し、48年ぶりの復活を果たした。会場には市内をはじめ、新潟、長岡、東京など県内外から訪れ、折からの暑さの中でじっくりと見入り、盛んに拍手を送った。

 境内では、せりふに共通の部分があることで交流の始まった香川県仲多度郡仲南町の「雨乞綾子踊」保存会の高橋修治会長ら18人が持参の讃岐うどんを無料で振る舞い、人気を集めた。一方、カメラマンにとっては格好の被写体だけに、例年のようにカメラの列が続いていた。

(2001/ 9/17)

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