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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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画家の水野竜生氏が一中後輩に公開授業

 市立一中(種岡隆夫校長、生徒数284人)で17日、同校出身の画家・水野竜生氏(37)=東京在住=を迎え、美術の公開授業を行った。水野氏は自身が在籍した当時と同じ3年2組のクラスで、作品の描き方、鑑賞の仕方などを分かりやすく教えた。

 水野氏は同校を経て、神奈川県の高校、東京芸大で学んだ。1990年から7年間パリに留学し、この間、ル・サロン展で栄誉賞を受けるなど数々の賞に輝いた。帰国後は国内各地で個展を開いている。

 公開授業は、先輩を講師に招いて専門的な立場から教えてもらうことを狙った。水野氏は、生徒たちが「柏崎への思い」をテーマに描いた作品をもとに指導。海と米山、夕日にカモメなどが描かれた作品を講評し、「絵を描く時は自分の気持ちを大切にしてほしい」と助言した。

 教室には水野氏の作品が展示され、この解説も行われた。授業の終わりに生徒代表が感想を述べ、小山貴光君は「思ったことを描くことの大切さが分かった」、原瑞恵さんは「ふだん使わない技法も知ることができてよかった」、綿貫広大君は「自分の想像でいろんな作品ができることも分かった」と話した。

 公開授業は初めてという水野氏は「生徒が描いた柏崎のイメージは今の時代にあって明るく気持ちのいい絵だ」といい、「自分で描くのも見るのもいいが、絵が人生の指針になったり、喜びになってほしい」と後輩に期待を託した。

(2001/10/19)

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