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柏崎演劇フェスティバル(市産業文化会館、市観光レクリエーション振興公社主催)が2月3日から、市民会館大ホールで開幕する。今年も「感動」をテーマに、特別出演の西山町の町民劇団「西山かたくり一座」を含む8団体が3月まで熱演の舞台を繰り広げていき、小宮孝泰さん(コント赤信号)の講演会で締めくくる。
このフェスティバルは、市内で数多くのアマ演劇団体が活躍する中で、活動発表の機会と場を提供してきた。併せて演劇を通し、市民生活の向上、豊かな地域文化の醸成を目指したもので、今年で8回目。開催に向けて、今年も市内外の企業・団体から支援が寄せられた。
初日の出演は、1998年に発足した「西山かたくり一座」。石地海岸の岩の連なりや地名にまつわる伝説をもとに、現代と結ぶ形で構成された「恋の懸(かけ)橋」(石堂秀夫さん脚本)でフェスティバルの幕を開ける。続いて、毎週土・日曜、祝日に別記の各団体が練習の成果を披露する。
講演の小宮孝泰さんは76年、劇団テアトルエコー養成所入所。その後、渡辺正行さん、ラサール石井さんとコント赤信号を結成。花王名人劇場でデビューした。84年に旗揚げ公演「マゼランブルー」を行い、舞台、ドラマ、映画などで広く活躍している。
入場チケットは1公演券が500円、フリーパス券(9公演分)が1,500円。小・中学生は無料。取り扱いは同館、市民会館、柏崎日報社のほか、ポスターの張ってある所。詳しい問い合わせは産文会館事務室(電話24―7633)へ。上演日程は次の通りで、産文文化ホールが工事のため、二月中の会場は市民会館大ホール、3月は産文文化ホール。
【演劇フェスティバル】2月3日午後2時=西山かたくり一座「恋の懸橋」▽同10日午後2時=柏崎高校演劇部「5th」、常盤高校演劇部「破稿・銀河鉄道の夜」▽同11日午後2時=柏崎商業高校演劇同好会「ゲルニカ」▽同16日午後7時=劇団さくら組「眠れない…」▽同24日午後2時=柏崎演劇研究会「ひの」「まわり道」▽3月3日午後2時=ユニット・タナヒナ「楽屋」▽同16日午後7時=劇団THE風・FOU「思い出せない夢のいくつか」▽同21日午後1時半=小宮孝泰講演会
(2002/ 1/26)
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