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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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NPO育成と協働の推進目指し市民会議

 市は、社会経済環境が大きく変化する中で、多様化・高度化する住民ニーズに対応し、市民活動とのパートナーシップを築くため、今年度新たに仮称・柏崎市NPOの育成と協働の推進市民会議を設置する。初会合は今月中もしくは来月上旬ごろ。会議ではNPO支援・施策のルールの策定を目標としており、このための委員を募集している。

 市内では、ボランティアやNPOなど市民活動を行っている団体は約150と推測される。このうち、市ボランティアセンターに登録している団体は74あるが、NPO法人格を取得した団体は今のところない。全国的な行政改革の流れの中で、NPOには行政では市民に提供できない多様なサービスが期待されることから、NPOとの協働が課題になっている。

 このため、同会議は、NPOなどの市民活動をどのように育成していくか、支援のあり方をどうするか、また活動団体と市との協働のあり方をどのようにルール化するかなどを検討する。会合は月1回ペースで、年度内10回を予定。専門的な知識を有するコーディネーターと委員約10人で構成する考えだ。

 このうち、募集は3人程度で、応募多数の場合は選考。原則として月1回夜の会議に出席し、意見交換をしてもらう。募集は8日まで。申し込みは応募の動機を400字程度の作文にまとめ、住所・氏名・年齢・性別・電話番号を添えて郵送(〒945-8511市内中央町5-50)または直接、市民活動支援課市民活動支援相談班へ。

 【NPO】民間の非営利組織で、日本ではボランティア団体、市民活動団体・NPO法人などをまとめて指す言葉として使われている。県内では98の認可法人があり、社会福祉、社会教育、スポーツ、環境、国際協力、女性人権、まちづくりなどいろいろな分野で活躍している。

(2002/ 7/ 2)

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