PHOTOニュース

市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

>>過去記事一覧
学校給食週間で世界の料理

 今年も学校給食週間(20日―26日)が全国的にスタートし、週明けの20日から市内の各共同調理場や単独給食校で記念の給食作りを行っている。このうち、中央地区第2調理場では「世界の国の料理」をテーマにした献立で、児童生徒らの人気を呼んでいる。

 学校給食は1889年、山形県鶴岡市の寺で貧しい家庭の子どもたちに出した昼食が始まりといわれ、110年以上の歴史がある。第2次世界大戦後、食べ物がなく、栄養失調状態の日本の子どもたちに世界中の国から食料品が贈られ、学校給食として出された。記念週間はこうした感謝の気持ちを忘れないでほしいと設けられている。

 第2調理場では、柏崎に身近な世界の国の料理を味わいながら、栄養素と健康への理解を求めた。20日は「韓国」風に、ごま、みそ、しょうがなどの調味料、香辛料を使った焼き肉、日本の雑煮に当たるトック風スープ、野菜とフルーツのあえ物などがメニュー。配食校のうち、柏崎小5年3組で小林雄太郎君、斉藤莉沙さんは「肉の味つけがすごくおいしい」と好評だった。

 この後、ロシアのボルシチ、トルコのオリエンタルライス、アメリカのホットドッグなどが予定される。金曜日には日本編として、冬野菜や海産物、山菜などを使い、のっぺい、ぜんまい煮など郷土料理で締めくくる。大橋茂子栄養主査は「給食を通して、食べ物に関心を持ち、自分の健康に目を向けてもらう機会にしてもらえたらうれしい」と話した。

(2003/ 1/21)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。