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世田谷のボロ市で拉致救出署名540人

 柏崎農協と市などは15、16日、東京・世田谷のボロ市でコシヒカリなどを販売し、柏崎の産品をPRした。柏崎のテントには、ボロ市参加のきっかけとなった区立桜小の児童が学習に訪れたり、北朝鮮に拉致された人たちの救出を願う署名が540人から寄せられた。

 ボロ市は戦国時代の楽市を起源とし、かつては農具や古着、現在は古物、骨とう品など多くの露店が並び、東京でも有数の規模を誇る。世田谷区の無形民俗文化財にも指定されている。柏崎は市立日吉小と区立桜小の学童疎開を縁にした交流をきっかけに1996年から暮れと正月の市に参加。今回は柏崎産コシヒカリやそば粉、笹だんご、漬け物、じょんのび村の豆菓子、サケのくんせいなどを販売。市や別俣地区で実施している田んぼの学校・分校の内容、サケが谷根川をそ上する様子をパネルにして展示した。

 期間中に、桜小の児童がグループで柏崎のテントを訪れ、田植えから稲刈りまでの様子や自然体験のおもしろさについて話を聞き、特に太陽の恵みを受けたはさがけ米のおいしさと、産卵のため川を上るサケの話に興味を示した。

 昨年秋からの拉致報道で柏崎のことがよく知られており、通りを歩く人、他の自治体の参加者から激励の声が多く寄せられたという。テント脇にすべての拉致被害者の救出を求める署名コーナーを有志で設けたところ、540人の署名があり、救う会全国協議会に直接送ることにした。また、蓮池薫さん・祐木子さん夫妻のために──と2万4,500円の浄財も寄せられ、これは市の支援室を通じて贈る。

(2003/ 1/22)

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