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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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柏商が今年も伝統の卒論「経済調査」

 柏崎商業高校(松村武司校長)がこのほど、今春の卒業生による論文集「経済調査―地域社会における経済諸現象の実証的研究」を発行した。同校にとって伝統的な卒論≠ニもいえるもので、今年で40号を数えた。

 経済調査は、生徒が高校の3年間で得た専門的な知識・技術の学習成果をもとに、地域社会の経済諸問題や社会問題を自分のものとして考え、調査分析して今後どうあるべきかをまとめた。アンケート調査などに地域の協力を得ながら取り組んだ。

 テーマは現代社会を反映して、高齢化問題やコンビニ、携帯電話、インターネット、ごみのリサイクルなど幅広い面から取り上げた。商業科・情報経理科の生徒たちが時間をかけ、論文完成を目指した。また、商業クラブの活動の一環として共同研究を行った。

 審査の結果、優秀賞に7点、佳作賞に4点が選ばれた。論文集はB5判135ページ。この中には県高等学校商業クラブ研究発表大会の出場作品をはじめ、優秀・佳作の合わせて10点が収録されている。

 【収録論文】

 ◇商業クラブ研究発表大会出場作品

 ■「FonjieV―「環境共生商店街」への道―」(商業クラブ・関本真実、中沢美穂、長井静香、花田佳子)

 ■「柏崎の産業―縮布の行商に見る商業魂(同クラブ・阿部奈央子、市川紋子、近藤まき、佐藤悠紀絵、重原真紀、真貝友理)

 【優秀賞】

 ■「老人福祉施設の利用状況」(入沢久美)

 ■「公衆電話の利用」(小俣美也)

 ■「高齢化と介護サービス」(高橋有紀)

 ■「少子化について」(内藤奈保美)

 ■「刈羽郡総合病院と健康保険について」(遠藤美絵)

 ■「高齢化社会について」(小林綾佳)

 ■「北条地区におけるスーパーマーケットの利用状況」(若月綾子)

 【佳作賞】

 ■「インターネットの利用状況」(西村萌)

(2003/ 3/ 6)

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