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田島簡水が上水道に統合

 市内南鯖石地区の田島簡易水道を上水道に統合する事業が完了し、竣工祝賀会が8日、田島活性化センターで行われた。地域の人や、市、施工企業の関係者ら約80人が出席し、待望の上水道給水を喜んだ。

 開会のあいさつで佐藤龍一・南鯖石地区区長協議会長は、市や議会が地元の要望に応えてくれたと感謝の気持ちを表明。市ガス水道局の三井田局長が事業報告を行い、西川市長は「ガス水道局の大事業として、水が不都合のない状況にこぎ着けることができ、責任の1つを果たせた」と述べた。また高橋市議会議長が「きょうの日を1日千秋の思いで待っていたと思う」と祝った。

 田島簡水は1978年から給水を続けてきたが、近年は施設の老朽化に加え、水量・質とも不安定な状態となり、市が2000年度から3カ年で上水道への統合事業に取り組んだ。佐之久ポンプ場と石川配水池を新設したほか、既設の大沢浄水場をポンプ場に改良するなど施設工事を進めた。管の埋設・改良は約10キロ。併せて防災や遠隔監視の機能も充実させた。総事業費約9億8,000万円。

 すでに2001年7月から笹崎、行兼など4町内、昨年7月には西之入、田島など5町内に暫定給水を始めていた。上水道中部配水池系の久木太、石川なども石川配水池に切り替えた。新たに上水道の給水を受けたのは約600戸・1,600人。中部配水池からの切り替えを含めると今回の工事は約660戸・1,800人が対象となった。給水能力は1日最大1,300トン。

(2003/ 3/10)

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