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東電の住民説明会は26日に刈羽、27日柏崎

 東京電力柏崎刈羽原発の武黒一郎所長は13日の定例記者会見で、同原発点検結果や補修方針についての住民説明会を26日に刈羽村、27日に柏崎市で開くことを発表した。刈羽は生涯学習センター「ラピカ」、柏崎は産文会館が会場。両日とも午後6時半からで、トラブル隠し再発防止への取り組みと併せて桝本晃章副社長、佐竹誠・原子力副本部長、武黒所長が説明に当たる。質疑も受けるが、時間配分などは未定。

 柏崎刈羽原発では、7基のうち6基が定期検査で停止中。シュラウド(原子炉内隔壁)と再循環系配管でひび割れが確認されている1―3号機は、ひびの除去や配管交換の補修を行う計画だ。住民説明会について武黒所長は、「総点検結果、国の健全性評価、補修方針などが出そろったので、これらを集大成して分かりやすく説明し、理解を求めたい」と述べた。

 また武黒所長は、その後の補修段階でも必要な説明は続けていくとし、今回は「運転再開を説明する時期ではない」との考えを示した。ひびがないとされた6号機の停止は今月30日で終わるが、予定通り運転に入るかどうかについても「説明会での地域の受け止め方や行政の考えなどを総合的に判断していく」と述べるにとどまった。しかし、国と東電は点検・補修が終わった号機から再開を目指していくことは確実で、住民説明会もそれをにらんだ中での開催。住民側からも、再開問題をただす声は上がりそうだ。

 柏崎刈羽原発の点検結果などをめぐっては、経済産業省原子力安全・保安院と東電が14日に刈羽村議会、21日に市議会に説明。保安院は住民説明会も21日にまず柏崎で開くなど、東電より先行する予定だ。

(2003/ 3/13)

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