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農協低温倉庫の建設に着手

 柏崎刈羽産米の評価アップと有利販売を目指し、柏崎農協(村田兼蔵組合長)の「米麦品質向上物流合理化貯蔵施設」(コメのラック式低温倉庫)の建設工事安全祈願祭が10日、市内平井のカントリーエレベーター敷地内で行われた。今年秋の完成に期待を込めた。

 この施設は貯蔵施設と品質向上施設が合体したもので、規模は玄米3,000トン(5万俵相当)。貯蔵施設には、生産履歴の記入に対応したこしいぶきや減農薬減化学肥料米などを温度15度、湿度70%という最も鮮度維持に適した空気の通る状態で保管。品質向上施設は色彩選別機、粒選別機でよりすぐったコメをさらに均質化装置にかけ、安定した品質の製品を作り出す。消費地からの注文に応じ、生産履歴によってコメを発送できるラック式施設は県内ではまだ少なく、柏崎刈羽では初めてだ。

 施設は鉄骨造り、1階部分の床面積1,933平方メートル。高さは貯蔵施設部分が28.7メートルあり、市役所(1階床面積約1,100平方メートル、高さ20メートル)の規模を上回る。一方、隣接のカントリーエレベーターの貯蔵量は籾(もみ)3,000トン(玄米換算で2,400トン)なので、これよりも多くなる。

 建設事業費は約6億円。国と柏崎刈羽5市町村が合わせて約50%を補助。工期は9月末まで。8月下旬からカントリーエレベーターには、農家によって収穫された新米が運び込まれるため、それまでに外部の工事を終了する計画だ。施設自体と玄米でかなり荷重がかかるため、基礎工事をしっかり行いたいとしている。

(2003/ 4/10)

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