PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
草生水まつりで石油の町の歴史絵巻

 西山町の第17回草生水(くそうず)まつり(同実行委員会主催)が23日、西山ふるさと公苑で行われ、石油で栄えた町の歴史絵巻を繰り広げた。

 まつりは、1300年以上昔、越の国から燃える土と水が天智天皇に献上されたという日本書紀の記述に基づき、1985年、町商工会青年部の企画で始まった。草生水は石油の古称。献上行列には中学生や公募の人たち約70人が王朝時代の官吏、護衛、白丁の衣装で参加。原油がしみ出ている同町妙法寺の献上(おんじょう)場で採油し、夜は役場から大勢の観客が待つ公苑に向かった。

 例年、背景にしていた中国宮廷建築の西遊館が改修中のため、駐車場の特設舞台に金びょうぶを立て、近江大津宮での献上の様子を再現した。かがり火をつけ、二田小の伝承舞クラブの児童が神楽舞を披露した。会場周辺には午後から飲食やゲームのテントが立ち並び、縁日気分に包まれた。盆踊り大会では趣向を凝らした仮装が繰り出し、大きな輪ができた。

(2003/ 8/25)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。