PHOTOニュース

西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

>>過去記事一覧
蔵シックコンサートで本堂に弦楽とギターの音

 市内東本町1の曹洞宗寺院・福厳院(栗林文英住職)の本堂で27日、「秋の夜の蔵シックコンサート」が開かれた。コンサートは一昨年から始まり、これで4回目。土蔵造りの本堂にはたくさんの聴衆が訪れ、クラシックとラテンの異色の組み合わせを楽しんだ。

 栗林住職が「暗い世の中で少しでも生きる糧にしていただくため、楽しい時間を」とあいさつした後、プログラムの幕を開けた。第1部は柏崎フィルハーモニー管弦楽団の三井田勝一団長らがヴィヴァルディ協奏曲集「四季」から「春」と「秋」に続いて、アンコールの「冬」を演奏した。

 2部では市内の久保田正紀さんら4人の仲間たちで編成したラテンバンド「ロス・ボラチョス」が「ベサメ・ムーチョ」「アルハンブラの思い出」などを独特のリズムに乗せてたっぷり演奏した。クラシックを奏でるバイオリンなどの弦楽器の息づかい、ラテンやフラメンコなどの情熱的なギターの響きが本堂に行き渡った。

 家族と一緒に初めてコンサートに訪れたという市内駅前1、渡辺丕(ひろ)子さん(74)は「大好きなクラシックが聴けた上、バンドの演奏では昨年のスペイン旅行が懐かしく思い出され、大変楽しませてもらった。生の音楽が聴けるということは、やはりいいですね」と話した。

(2003/ 9/30)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。