PHOTOニュース

少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

>>過去記事一覧
知事が新美術館構想中止を正式表明

 平山知事は14日、柏崎市内学園ゾーンに県が計画していた新県立美術館構想を正式に中止することを県議会の各会派に説明するとともに、記者会見で発表した。同構想を巡っては、市内の市民団体が提出した「白紙撤回」を求める請願が柏崎市議会で採択されていた。知事は、県議会で「中止致し方なし」という意見を得たことや、作品の寄贈を申し出ていた日本画家・平松礼二氏を訪れて、これまでの経過を説明し、了解を得たことなどから、総合的に判断し、中止を決定したとした。

 請願は市民団体「わたしたちの美術館」を考える会が署名簿とともに提出したもので、平松礼二氏の作品・モネの庭・環境共生公園内といういわゆる3点セットの基本構想を白紙撤回し、代替案として「良寛を中心とする歴史美術館」を市街地に設置することを提案した。市議会は9月定例会で15対14の賛成多数で採択した。

 この結果を受けて、西川市長が知事と会談し、市会での経過などから、「市議会の決定を尊重する」とした意向を伝えたことなどから、知事は同構想による柏崎市での新美術館建設は白紙撤回するとしていた。また、新たな適地についても、財政負担などの面から、モネの庭と平松作品をセットで活用した新美術館を建設することは難しいとの判断を表明していた。

(2003/10/14)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。