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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


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剣野B遺跡で柏崎最大の縄文時代の環状集落を確認

 国道8号柏崎バイパス事業にかかる剣野B遺跡(市内剣野・枇杷島地内)と、東原町遺跡(市内東原町地内)で進められていた発掘調査の概要が22日、報道関係者に公開された。剣野Bからは柏崎平野では最大規模の縄文時代の環状集落が確認された。一方、すでに備蓄銭を大量に納めた壷(つぼ)が出土している東原町では、耕地や建物跡などから荘園との関係をうかがわせた。公開説明会はいずれも26日、現地で。時間は午前10時からと午後1時半からの2回。剣野Bは駐車場がないため、剣野小を臨時駐車場にし、マイクロバスで会場まで送迎。問い合わせは剣野Bが携帯090-1129-9155、東原町が同090-7178-3245。

 剣野B遺跡は市教育委員会が2001年度から発掘調査を進めている。調査では、縄文時代中期前葉(約5,000年前)、同時代後期後半から晩期前半(約3,000年前)の2つの時期の環状集落が確認された。当時の縄文人の村の跡とみられ、直径が東西約80メートルで、柏崎平野では最大規模だった。東原町遺跡は県埋蔵文化財調査事業団が発掘調査を行い、これまでの調査から、上下3層の文化層が確認された。今から約800年前から500年間にわたり断続的に営まれた集落跡であることが分かった。

(2003/10/24)

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