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東電が柏崎原発1号機運転再開を要請

 東京電力の桝本晃章副社長は9日午前、市役所と刈羽村役場で西川市長、品田村長らとそれぞれ会い、柏崎刈羽原発1号機の運転を再開したいと要請した。1号機は、同原発のトラブル隠しが発覚した直後の2002年9月から定期検査で停止しているが、再起動前の作業が6日で終わった。シュラウド(原子炉内隔壁)にひび割れのあ った号機として初の再開を目指す。今後、地元側でその可否を判断する。東電は9日午後には県にも同様の要請をした。

 桝本副社長は市役所で、1号機について「1年5ヶ月かかってようやく所要の手順が終わり、起動できる態勢に入った」と報告し、「運転再開によろしくご理解をたまわりたい」と述べた。今後、市議会や市民に説明をしていく考えも表明した。1号機に続いて順次再起動可能になる見通しの2.3.5号機についても「1号機と同じようにシュラウド、再循環系配管の点検評価、補修をやってきているので、同様にご理解をたまわればありがたい」と言及した。

 西川市長は「1号機のことをどう判断するかは他の3基にもほぼ適用できる。さらに一昨年8月以来の一連のことも視野に入れて、1号機に相向かう必要がある」と述べ、近く東電と国に総括としての申し入れを行う考えを改めて示した。

(2004/ 2/ 9)

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