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柏崎原発でニュートリノ観測施設設置の調査

 東京電力柏崎刈羽原発構内で今年10月、ニュートリノ観測施設設置の可能性を探るボーリング調査が大学などの研究グループにより行われることになった。同原発が26日の定例会見で説明したもので、基礎科学の進歩・発展に役立つことができればと協力していく考えだ。まだ予備調査の段階だが、設置が実現すれば国内原発では初めて。

 ニュートリノは、主にエネルギーの高いところで発生する素粒子の1つ。原発への観測施設設置は、原子炉から発生するニュートリノを観測して、3つあるといわれるニュートリノ振動(ニュートリノが飛行中に別のニュートリノに変わる現象)のうち、未確認の1つを発見することが目的。宇宙研究上からもその成果が期待されているという。

 研究グループは東北大学大学院理学研究科ニュートリノ科学研究センターの末包(すえかね)文彦助教授を代表とし、新潟大学も含む大学六校と高エネルギー加速器研究機構で構成する。

(2004/ 8/26)

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