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椎谷で「きのと桜」?咲く

 市内椎谷の不動堂の参道わきでこのほど、サクラが咲いた。珍しい「きのと桜」ではないかと見られ、地元で話題になっている。

 場所は明治天皇ゆかりの清水「御膳水」の近く。26日、近くで農作業中の男性(68)が水を飲もうとして、参道わきの斜面で自生のサクラ3本のうち1本が花をつけているのを見つけた。参道沿いでは地元老人クラブが植えた別のサクラ1本も花をつけていた。

 今年春、観音堂を参拝した市内の男性(62)が不動堂に寄った際、5年ほど前に北蒲中条町で見たきのと桜と同じ花が咲いているのに気づき、「珍しいので切らないで」と後日、地域の人に話したのが伝わっていた。きのと桜は花弁が大きく、花期に葉が茂る。「大提灯ざくら」とも呼ばれ、枝から伸びる花柄が5.6センチと長い。中条町では乙宝寺境内の木が町指定天然記念物とされる。

 地元では「植えたものではないので、鳥が種を運んできたのだろう。この時期にサクラとは初めて。まして、きのと桜なら」と話している。

(2004/ 9/30)

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