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公共下水道と農集排で応急仮配管

 中越地震では各地で公共下水道・農業集落排水施設の管路やマンホールに大きな被害が発生し、トイレが使えないなど不自由な生活を強いられている。市では被災地域で応急仮配管を敷設する工事を急ピッチで進めている。

 市の調査によると、今回の地震で、農業集落排水施設の管路は広田地区、北条地区など9つの処理区で約40キロ、公共下水道は半田や西中通地区を中心に約8キロで浮き沈みなどの被害が見られた。市では地震発生翌日の10月24日から目視による調査を始め、続いて、管路・マンホールの測量調査を行うとともに、自走式のカメラを管路に入れ、内部に被害がないか確認している。

 当面の対応を検討した結果、生活排水が流せるように順次、応急仮配管を敷設することにしたもので、準備の出来た畔屋や平井などで先週末から工事を開始した。仮配管は場所によっていろいろな方法があるが、直径10センチ程度の塩ビ管を道路脇や地中に敷設し、ポンプで汚水を圧送する方法が多いという。

 仮配管が出来るまでの間は引き続き、仮設トイレと、マンホールからのバキューム車による抜き取りで対応。市下水道課では、生活排水を少なくしていくよう市民の協力を呼びかける。

(2004/11/ 5)

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