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中越地震の柏崎・刈羽被害額700億円以上
県柏崎地域振興局はこのほど、中越地震による管内（柏崎・刈羽）市町村別被害状況を11月末現在でまとめた。地域振興局にかかわる農地、道路などの被害額は5市町村合わせて概算で195億5,000万円。これに教育施設をはじめ市町村の他の公的被害額を加えると300億円。民間関係を400億円と推計し、少なく見積もって約700億円に上るとした。集計に含まれないＪＲ関係などを合わせれば、さらに金額は膨らむことになる。
被害額は農業振興部関係（農地・農業施設、林地・林道など）が5市町村全体で約116億6,000万円。農業集落排水施設の被害がほとんどで約102億1,000万円を占める。地域整備部関係（道路、河川、下水道、公園）が約76億9,000万円。健康福祉部関係（水道）が約2億円。合わせて195億4,900万円となった。
この数字には、教育関係施設（小国中など）の被害、災害査定対象にならない電源交付金による刈羽村の農業集落排水施設整備（約21億2,000万円）、同じく国・県災害査定対象とならない市町村道の小規模な陥没や亀裂などは含まれておらず、これらを含めた推計の公的被害額を約300億円とした。
(2004/12/ 8)
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