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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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サケの捕獲・採卵が順調

 市内青海川にある「柏崎さけのふるさと公園」で、サケの赤ちゃんが次々と誕生している。谷根川にそ上するサケは昨年、一昨年と低迷が続いたが、今年は15日現在で5,696匹とほぼ平年に近い数。公園内のふ化場は久しぶりに明るさが戻った。

 谷根川にはかつて1万匹を超えるサケが帰ってきたこともあるが、1998年以降は4,000匹から7,000匹の捕獲で、施設の規模から飼育・管理に適正な250万粒前後の卵を確保し、稚魚を育てて放流している。2002年、03年はほぼ2,000匹、約150万粒にとどまり、市サケマス増殖事業協会(深井汀会長)と市では海洋生物環境研究所実証試験場などの協力を得て、原因の解明を進めている。

 今シーズンは当初からそ上数が伸び、特に豊漁まつり後の11月下旬からは一挙に増えた。採卵数は260万粒を突破。受精後の健康な卵も約230万粒を確保した。このうち、全体4分の1から赤ちゃんが誕生。年明けには佐渡に約40万匹の稚魚を移出する計画だ。

(2004/12/21)

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