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シニアコースで取り組んだ縁起物・八丁紙作り。受講者が器用にカッター を使い、完成させた=7日、市民プラザ (2023/12/09)


手作りそば、おにぎり、かき揚げなどがずらりと並んだ「田んぼの分校」 収穫祭=別俣コミセン (2023/12/08)


地域ごとに個性的な双体道祖神が並んだ県石仏の会創立30周年記念写真展 「寄り添う神に誘われて」=市立博物館 (2023/12/06)

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死刑囚・島秋人の「遺愛集」が改訂・出版

 死刑囚でありながら恩師夫妻の指導で絵と短歌に生きがいを見いだし、1963年に獄中で毎日歌壇賞を受賞した柏崎出身の歌人・島秋人(本名・中村覚)の「遺愛集」がこのほど改訂され、愛蔵版として東京美術(東京)から出版された。初版の発行は67年。愛蔵版はB6判244ページで、島の絵画や写真が新たに増補され、子供のころ遊んだ香積寺や番神堂の写真も挿入された。

 獄中で、中学時代の恩師だった吉田好道さんと妻絢子さんから絵と短歌の道に導かれ、罪を悔いて死を見つめながら心を取り戻していった。「遺愛集」はその過程を手紙と歌でつづった歌集だ。

(2005/ 1/20)

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