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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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死刑囚・島秋人の「遺愛集」が改訂・出版

 死刑囚でありながら恩師夫妻の指導で絵と短歌に生きがいを見いだし、1963年に獄中で毎日歌壇賞を受賞した柏崎出身の歌人・島秋人(本名・中村覚)の「遺愛集」がこのほど改訂され、愛蔵版として東京美術(東京)から出版された。初版の発行は67年。愛蔵版はB6判244ページで、島の絵画や写真が新たに増補され、子供のころ遊んだ香積寺や番神堂の写真も挿入された。

 獄中で、中学時代の恩師だった吉田好道さんと妻絢子さんから絵と短歌の道に導かれ、罪を悔いて死を見つめながら心を取り戻していった。「遺愛集」はその過程を手紙と歌でつづった歌集だ。

(2005/ 1/20)

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