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旧日石加工のレンガ棟解体撤去へ

 JR柏崎駅前の市内日石町、旧日本石油加工柏崎工場の解体作業が今週から本格化した。市は解体撤去される赤れんが建物3棟の調査・記録保存のため、市議会6月定例会の一般会計補正予算案に100万円を計上した。

 同工場は1899年、日本最古の製油所として建設された。約8万平方メートルの敷地は新日本石油の所有で、構内に明治、大正期の赤れんがの倉庫、分留室などが残る。市と同社の協議でれんが建物の保存も検討したが、有効な利活用策は見いだせなかった。れんが倉庫など2棟は敷地内の移設費だけで2億7,500万円が見込まれる。同社は全面解体撤去の方針を市に伝え、市は解体前に調査し、記録保存することを決めた。

 解体工事はエリアごとに進め、12月までに完了する。れんが3棟の解体は最後に回す。市内工業界には「かつて日石本社が置かれた柏崎に機械金属の隆盛をもたらした産業遺産」と惜しむ声がある。

(2005/ 6/16)

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