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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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飯塚邸の震災復旧工事終わり、8月から再公開

 昨年の中越地震で大きな被害を受けた市内新道、史跡・飯塚邸の災害復旧工事が終わり、8月1日から再オープンする。飯塚邸は、昭和天皇巡行の際の宿となり、市指定文化財「秋幸苑・行在(あんざい)所」で知られる。これに先立ち28日には、飯塚邸を地域の財産として大切に守り続ける新道町内会(阿部和夫会長)が掃除を行 い、待望の再開に備えた。6、7日は記念イベントを行う。

 飯塚家は、当地域内外の経済・政界で活躍した歴史を持ち、建物は近世・近代における越後の富裕階級のあり方を伝える。1974年10月、昭和天皇が本県を視察した際に滞在し、宮内省から庭園に「秋幸苑」の名が贈られた。市は14代当主・飯塚知義氏(新潟市在住)から飯塚邸の寄付を受け、歴史民俗資料館として整備・改修を行 い、2002年秋にオープンした。

 復旧工事は、地震で倒壊した仕切り塀、中門を建て直した。屋根瓦の全面ふきかえ(延べ1,054平方メートル)を行った。ただし、天皇が入った玄関上の家紋入りの瓦は下地を直して、そのまま使用した。また、母屋、行在所も含めた建物内部はしっくい壁(同276平方メートル)、京壁(同273平方メートル)を塗り替えた。中庭にある18基の灯ろう類も修復した。

(2005/ 7/28)

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