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柏崎原発5号機自動停止は弁不具合を誤判断

 東京電力柏崎刈羽原発5号機(沸騰水型、出力110万キロワット)が復水器の真空度低下で自動停止したトラブルで、同社は3日、設備に不具合があったことと運転員の誤判断が重なったために起きたという原因調査結果を発表した。

 このトラブルは定期検査開始前日の7月3日に発生した。タービン軸封部で外気を遮断する蒸気を原子炉蒸気熱系から補助ボイラー系に切り替えている途中、補助ボイラー系の供給弁が十分に開かなかったことを発端に遮断蒸気の圧力が下がり、軸封部から空気が流入した。

 調査によると、前回定検で補助ボイラー系の供給弁を調整した際に弁体がわずかに落ち込んでいたにもかかわらず、モーター制御関連の設定がそれに対応してなかった。このため、本来なら全開となる弁が5%の開度で止まってしまった。当直長をはじめ運転員は疑問には思ったものの、メカニズムが十分に認識されておらず、操作手順書に弁が「全開」でなく「開」と記されていたことや系統の他の状況から、正常だと思い込んで切り替え操作を続けたという。

(2005/ 8/ 4)

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