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比角小6年の大倉由衣さんが「百名山」踏破

 市内小倉町、会社員・大倉雅之さん(42)の長女で比角小6年の由衣(ゆえ)さん(12)が24日、深田久弥氏の「日本百名山」を踏破した。全山を目指し、最後の北アルプス・黒部五郎岳(2,840メートル)まで3年余り。12歳での達成は全国最年少と見られる。

 由衣さんの登山は1999年、五歳の夏に家族と登った北アルプスの西穂高岳・独標(2,701メートル)が最初だった。百名山の第一歩は同年秋、群馬・新潟県境の谷川岳(1,963メートル)。制覇に挑むきっかけは、2002年夏、柏崎山岳会名誉会長の祖父・柾(まさき)さん(71)と北アルプスの槍ヶ岳(3,180メートル)から縦走中、山小屋で出会った秋田県の女性にもらった百名山の地図入りバンダナだった。祖父と小学3年の孫の2人連れに、女性は日本人登山家の直筆サイン、メッセージ入りのバンダナを手渡し、「わたしの宝物。頑張ってね」と励ました。

 バンダナをお守り代わりに、北は利尻岳から南は屋久島の宮ノ浦岳まで。山岳専門誌から聞いた「全国最年少」を目標に03年は19山、04年は34山、05年は26山。最盛期は毎週出掛け、父親の愛車は2年を満たずに4万キロを走破した。

(2005/ 9/26)

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