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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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故有馬輝美さんの木竹細工遺作展

 柏崎勤務で木竹細工に目覚め、郷里の福岡県で製作にかけた故有馬輝美さんの遺作展が8日から14日まで(11日休館)、西山ふるさと館で開かれる。昨年11月、65歳で亡くなった有馬さんの願いを実現したいと、妻と地元の仲間が企画した。入場無料。

 有馬さんは仕事で1999年11月まで2年8カ月、柏崎に夫婦で住んだ。農家で生まれ育った自分の原風景につながる農機具を、柏崎の近隣で見かけたことからミニチュア作りを始め、転勤翌年の定年退職後、自宅で木竹細工に打ち込んだ。有馬さんが農機具、いろり、リヤカー、水車などの小道具、水田などの背景を、妻の美和子さん(65)が紙粘土で人形を製作。農作業、農村行事、家族の団らんなど有馬さんの思い出と懐かしい昭和の一こまを再現した。

 病と闘いながら製作した作品は、小物を含め数百点。遺作展では約100点を福岡から運ぶ。共同作業で支えた美和子さんは「早く元気になって柏崎で作品展を、と夫を励ましてきた。小学校の先生や小学生にも見てほしい」と話す。

(2005/10/ 6)

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