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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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蓮池さん夫妻が帰国3年でコメント

 北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(48)、祐木子さん(49)夫妻と佐渡市の曽我ひとみさん(46)、福井県小浜市の地村保志さん(50)、富貴恵さん(50)夫妻が帰国して15日で3年となった。蓮池さん夫妻は14日、家族が自立に向けて進んでいることへの支援に感謝する一方、「たえず心苦しく切なく思われるのは、まだ帰られない拉致被害者の方々の問題」とするコメントを市を通じ発表した。

 蓮池さんは新潟産大の嘱託職員、コリア語の非常勤講師、新潟工科大の前期非常勤講師を務め、5月にデビューした翻訳業の仕事を精力的にこなしている。手掛けた作品は韓国の歴史小説、韓国ヒット映画の原作手記、経済関係のハウツーものまで多彩だ。祐木子さんは市非常勤職員として保育園の調理補助などの仕事をしている。

 長女重代さん(23)は産大人文学部で今秋4年生。3年に編入した昨年から学校行事などに積極的に参加し、行動範囲、見聞を広げている。先の学園祭では露店の担当で活躍した。留学生の世話役を務めるなど、蓮池さんは「世話をしているんだか、されているんだか」と目を細めている。

 長男の克也さん(20)は産大の科目等履修生として日本語に磨きをかけ、9月に早稲田大理工学部の外国学生入試に合格した。北朝鮮では平壌の電子計算機単科大で学んでいた。

(2005/10/15)

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