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後谷ダムが09年供用目指して定礎式

 柏崎刈羽平野の慢性的な農業用水不足解消を目指す国営柏崎周辺地区農業水利事業(土地改良事業)・後谷ダムの定礎式が2日、市内西山町別山の現地で行われた。堤体の盛り立ては今年9月に完了し、ダム本体の完成は2007年9月の予定。試験湛水・放水で安全を確認し、09年4月に供用を開始する。

 後谷ダムは別山川支流の後谷川をせき止め、さらに甲戸地区からの間接取水を加えて、水不足に悩む旧西山町、刈羽村など柏崎刈羽北部地域の水田約880ヘクタールを潤すことが目的。総貯水量百15万立方メートル、有効貯水量百10万立方メートル。ダム形式は石と粘土で造るゾーン型フィル。堤高27メートル、堤長288メートル、堤体積は19万3000立方メートル。工事費は45億円。

 定礎式には県知事代理の石川佳市・県農地部長、国営土地改良事業推進協議会長の会田市長をはじめ、土地改良区、地元関係者、施工関係者ら約150人が出席し、地域住民約百人も参加。二田小マーチングバンドの演奏に続いて、市内曽地出身の涌野佐斗司・北陸農政局長が「農地・水・環境保全対策が農政の基本。ダムが地域農業振興の基盤になると確信している」と式辞。

(2006/ 6/ 2)

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