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青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)


寄贈された簡易設置型授乳室。赤ちゃん連れの家族など気軽な利用を呼び 掛ける=市内高柳町高尾、じょんのび村 (2024/04/11)

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「伊藤豊展」が2会場で開幕

 県民会館のシンボル彫刻「不死鳥」などの代表作で知られる市内の鋳金・造形作家、故伊藤豊さん(1917―2002)の遺作展がソフィアセンターとギャラリー十三代目長兵衛でそれぞれ23日、22日から始まった。写真パネルなどを含めれば、120点を超える出展となった。

 伊藤さんは日展審査員・参与を務める一方、柏高で工芸を指導し、人材育成にも尽力した。今回、その生涯の制作活動を三男で陶芸・造形作家の剰さん(52)=市内栄町=が整理・調査し、遺作展が実現した。ソフィアセンターでは「創造の軌跡」をテーマに、建築美術やモニュメント、デザインを展示。写真、模型、図面、デッサンなどで制作過程を知ることができる。「不死鳥」に代表される県民会館の一連の作品、市斎場のモニュメント「鎮魂」、胸像、会社のロゴマークなど地域の文化史もうかがえる作品群だ。長兵衛は「鋳金への想(おも)い」として、鋳金、陶芸、絵画を趣深く並べた。

(2006/ 8/23)

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