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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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大崎雪割草保存会「花の観光地づくり大賞」

 市内西山町の大崎雪割草の里と長岡市の国営越後丘陵公園、雪国植物園の自生地を結ぶ「越後雪割草街道」が、今年度の日本観光協会「花の観光地づくり大賞」に選ばれた。施設を管理する大崎雪割草保存会(光村利寛会長)などが10月に表彰される。

 本県は、雪割草の中でも変異が多く、育種学的にも貴重なオオミスミソウの自生地。越後から世界に発信しようと2001年、越後丘陵公園を拠点に「国際雪割草協会」が発足した。その後、開花時期の異なる3施設などが連携して観光地域づくりを目指す「越後雪割草街道連絡会議」を立ち上げた。

 大崎では1990年、里山の荒廃、乱獲などに危機感を強めた住民が保存会をつくった。有志で始めた増殖、移植は、集落挙げての保護活動に広がった。旧西山町は雪割草保護条例を制定し、地元とともに環境整備に努めた。集落全戸(現在65戸)を会員に、実生から育てた野生種を里山に返し、今では海に面した約2.5ヘクタールの斜面に30万株が育つ。

(2006/ 9/ 6)

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