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栃ケ原「子安大明神」が震災から再建

 中越地震で大きな被害を受けた市内高柳町栃ケ原の「子安大明神」がこのほど氏子の浄財によって再建された。記念に安産祈願のお守りも製作。「子孫繁栄にぜひ参拝を」と呼びかけている。

 狐の夜祭りで知られる栃ケ原は別名「民話と祠(ほこら)の里」とも言われ、藤村、春日、小川など名字ごとの「氏神様」が今も大切に保存されている。このうち「子安大明神」は菅井姓とその分家の佐藤姓の氏神で、400年以上前から、安産、保育、夫婦円満、子孫繁栄、豊作祈願の信仰を集め、本尊の石の母子像は「文久三年」(1863年)の文字が残る。

 2004年10月の中越地震では母子像が台座から落ち、祠も大きく傷んだ。氏神の窮地に、初代高柳町長を務めた故・菅井甚一さんの長男で書家の哲郎さん(67)=新潟市=、次女で元教員の久子さん(69)=同=、次男で国学院大教授・益郎さん(60)=さいたま市=、三女で市内西本町1の神林光子さん(65)らが浄財を寄せ、地域の人たちも協力して新しい祠と鳥居を建てた。

(2007/ 5/16)

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