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酒米新品種で大吟醸原酒を限定発売へ

 市内新橋、原酒造(原吉隆社長)は、県などが大吟醸酒用に開発した酒米新品種を使った「銀の翼 越淡麗(こしたんれい)大吟醸原酒」を17日に発売する。地元でしか味わえない年1回の限定品で、初年度販売は1000本だ。

 越淡麗は県醸造試験場と県酒造組合などが15年をかけ開発した酒米。北陸地方の酒米「五百万石」の雄しべと、西日本の「山田錦」の雌花を交配。酒質は両者の長所を併せ持ち、ふくらみのある味わい、すっきりした後味が特長とされる。酒造特性で優れる半面、穂丈が高く倒伏しやすいなど、栽培には特別な配慮と技術が必要だ。

 原酒造は1995年に精米工場を新設し、全量を自家精米している。高品質の酒米を安定的に確保するため、97年から柏崎と上越で契約栽培をスタート。越淡麗も契約栽培で昨年初めて約百俵を収穫した。

 新発売の大吟醸原酒は、同社が越淡麗で仕込んだ初の商品。

(2007/ 7/ 6)

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