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新道の柿をうどんに

 市内新道の「そば工房叶(かのう)屋」は20日から、新道柿栽培組合の依頼でめんに柿を練り込んだうどん2品目を季節メニューとして限定販売する。

 柿の収穫期を迎え、鴨下純二組合長(60)が店主の清水秀夫さん(57)に試作を持ち掛けた。店では提供を受けた果肉をペースト状にし、こしの強さを引き出す北海道産の小麦粉と混ぜてかくはん。柿の甘味を抑えるため混合比に気を配り、塩水で軟らかさを調整し、練り上げた。めんはほんのりと色づいた。

 同組合(組合員98人)の生産量は八珍など二種で年間100トン近く。ギョーザの皮に茶葉の粉末を使った他県の例から、鴨下組合長が「柿の2次加工の道を広げたい」と依頼した。新道の柿は干し柿、ワイン、ジェラードなどに使われているが、うどんに100%ペーストを練り込むのは「聞いたことがない」(同組合長)という。

 県、市の農業、観光関係者と組合員を招き、試食会を開いたところ、色合いはゆでても抜けず、こしの強さと食感が好評だった。

(2007/10/19)

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