PHOTOニュース

春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

>>過去記事一覧
復興基金メニューで農家支援要請

 中越沖地震の復興基金に担い手農家などへの支援メニューを――と、柏崎農協(今井長司・経営管理委員会会長)と被災農家の代表が31日、県庁に泉田知事を訪ね、6項目の要請書を手渡した。

 中越沖地震では農家、生産組織の作業棟の多くが倒壊し、乾燥機、コンバインなどが使用不能になった。秋の収穫作業は県・市村、関係機関の支援や地域のまとまりで乗り切り、一等米比率も高い成績を上げた。しかし、生活再建と合わせての農業再建は資金的に苦しく、高齢化と後継者不足も加わって、来春の農業再開を躊躇(ちゅうちょ)する人も出ている。

 県庁を訪れたのは農協の今井会長、田村寛・代表理事理事長と、市内中田の青年農業者・星野勇人さん、刈羽村勝山農産の武本一巳社長、市内西山町田沢の専業農家・外山千代子さん。地元県議も同席した。要望は、中越地震の復興基金支援メニューを今回の地震にも適用すること、加えて被災農業者の施設や機械の撤去・改修など農業再開への支援拡充、地域農業を守るための協業経営組織や共同利用組織設立への支援、風評被害対策と被災地域農産物の販売促進など6項目。農協側の説明に続いて、星野さんらが「意欲を取り戻しつつある農家と地域を応援してほしい」と訴えた。

(2007/11/ 1)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。