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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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地震後の心のケア目指し健康相談会

 市は、中越沖地震で被災した住民の心のケアを目指し、11月29日から「災害後の心の健康相談会」をスタートさせた。初日は駅前一の駅前ふれあい広場仮設団地の集会所で行われ、集まった人たちは和やかに医師の話に聴き入った。

 健康相談会は、災害後は誰もがストレスを感じ、心や体が疲れやすくなることから、健康管理を学んでもらうことが狙い。専門医、医療相談員、市保健師による出前講座≠ニして計画した。

 初日は柏崎厚生病院の松田ひろし院長が「地震と精神健康」として、災害後の持病の悪化、うつ病など体や心の病気、アルコール依存症など不適応行動の例を説明した。また、トラウマ反応、PTSDの症状例を挙げた。ストレスへの対応として、休養などの大切さを述べ、「やらなくてもいいものは、自分に無理をかけない」などと述べた。

 集まった人たちからは「地震後は集中力が途切れるようになった」「忘れっぽくなったので、しょっちゅうメモを取るようにしている」などの声も。松田院長らは「誰にも起こりうることでいつか自然によくなることもあるし、気になったら専門医に相談したり、人に話したりすることも効果がある」と助言した。

(2007/12/ 1)

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